【メンタル猫の言葉3】
自分が思うほど、他人は自分に関心を持っていない。安心して行動しよう。言葉を発しよう。
by メンタル猫
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この言葉について、解説していきますね。
自分に関心があるのは自分だけ


大人になるまでには、誰しも思春期を経験しています。かくいう僕にもそんな時期がありました。自意識過剰とでも言いましょうかね。クラスの女子が何だか僕のことを見ているような気がする。もしかして、僕に気があるのかも!
見事に何事もなかったんですけどね(笑)
こうした思いは、大人になってからも感じることがありますね。
他人の視線が気になる。何だか自分の顔を見て笑っているような気がする。上司は私にだけ冷たいような気がする。
一言でバッサリ切り落としますね。
ココがポイント
誰もあなたに関心があるわけでもなく、見てもいません。気のせいです。
そうはいっても。。。確実に気のせいではなく、自分に対して何らかの思いを相手は持っているはず! そんなふうにお考えの方へ、さらに一言申し上げておきましょうか。
あなたに特別の感情を持って、あなたに接しようとする人は、人生においてほんの一握りでしかありません。
こう考えましょうか。あなたが万一、不幸にして亡くなったとします。あなたの死を心の底から悲しみ、深く落ち込むことができる人とは、どのような人たちでしょうか。
あなたの両親、兄弟、近しい親族、彼氏や彼女、配偶者、子供、長年の親友など、ほぼそれは身内に限られるでしょう。
そして、それらの人々があなたに害を及ぼす可能性はどれだけあるでしょうか? ゼロとは言えませんが、ゼロに近い可能性しかありませんね。普通に生活していれば。
ほとんどの場合、あなたの死を心の底から悲しむ人たちは、あなたに対しては慈愛の心しか持ち合わせていないことでしょう。そうした意味合いであれば、
あなたが気になる人たちが、あなたに特別の関心を持って接しようとする可能性もほとんどありません。
正直に申し上げましょう。僕は若干ハゲています。
すいません。嘘つきました。かなりハゲています。(笑)
そのため、若いころはそれが気になって仕方のない時期もありました。まだまだ、メンタル最強ではありませんでした。しかし、ある本の影響で克服できました。その本とは・・・
『自省録』です。ローマ帝国五賢帝のうち、哲人皇帝とも呼ばれる、マルクス=アウレリウス=アントニウス陛下による本です。
詳しく以下の参考記事をご確認ください。頭から髪の毛が落ちる・・・、失礼(笑) 目からうろこが落ちまくること必定です。


結局のところ、自分に関心があるのは一部の人たちを除いては、自分自身だけであるとも言えますね。
他人を気にせず行動し、発言する


さて、僕の国家機密も暴露したところで(笑)、さらに突っ込んで申し上げていきましょう。
他人の視線や意見、感情を気にしながら生きることと、自分の意志や感情をたいせつにしながら生きることを比べて、どちらの方が幸せな人生であると言えるでしょうか???
もう、言うまでもありませんね。いちおう、参考記事を載せておきます。


自分の意志で行動しましょう。他人の意志に左右されることなく。自分の思っていることを言葉にしましょう。他人の言葉を気にすることなく。
先ほどご紹介した『自省録』の中で、哲人皇帝陛下はこのようにおっしゃられています。
遠からず君は何者でもなくなり、いずこにもいなくなることを考えよ。また君の現在見る人びとも、現在生きている人びとも同様である。すべては生来変化し、変形し、消滅すべくできている。それは他のものがつぎつぎに生まれ来るためである。
出典:マルクス・アウレーリウス 神谷美恵子訳(1956),自省録 岩波文庫
いずれはこのブログも消滅する時が来るでしょう。数年後か、数十年後か。数百年後には無いですね、たぶん(笑)
【メンタル猫の言葉3】
自分が思うほど、他人は自分に関心を持っていない。安心して行動しよう。言葉を発しよう。
by メンタル猫
後悔しない生き方を選択するのはあなた自身です。
今回は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。