
難しそうだけど、哲学に興味はあります。哲学を学ぶこと、知ることの意味について教えてください。
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哲学の面白さ、有意義な点を、メンタル猫が解説しますよ!!
哲学の面白さ


哲学って、難しそうですよね。僕も昔はそう思ってました。なんだか小難しいことを、大げさな言葉で表現してるだけだろうと。確かにそうした文章も多いんですけどね(笑)
しかしですね。哲学を知れば知るほど、単純な言葉にふか~い意味があるような気がしてくるんですよね。
誰もが知る単純な言葉。たとえば、『愛』・『勇気』・『希望』などがありますね。こうした言葉を、おさない子供に教えるとしたら、どのような表現になるでしょうか?
「『愛』ってだれかを愛することでしょ?」 確かにそうですね。自分以外の誰かを愛することが、もっともしっくりきますね。ですが、自分を愛することも『愛』ということばに与えられていると思えますね。
また、『愛』の対象は人間だけにとどまらず、動物や植物など物理的に確認できるモノや、物理的に確認できない抽象的なモノに対しても使用できますね。
哲学を知ることは、単純な言葉をどのように自分自身でとらえるか、考えるのか、理解していくのか、ということ。そのように僕は思っています。
普段は意識しない、単純な言葉を少しだけ深堀すると、新しい発見があります。
人が生きること、それ自体が哲学です


人生について考え始めるのはどのくらいの年齢でしょうか。僕自身の経験では、大学入学後でしたね。高校までは、好きなことを何の考えもなく、好きなだけやっていた記憶しかありません。そもそも、自分が将来、いつか、社会に出て、何らかの仕事をこなし、給与を得て生活するというイメージが全くつきませんでした。
大学に行かせてもらい、一人暮らしをする中で、これまで自分に一番、身近に接してくれた人たちのことを、初めて意識しました。そして僕のとった行動は・・・なぜか、家族全員に手紙を書いたんですよね(笑)
もしも、今、その手紙を読めば、恥ずかしさのあまり、ハゲそうになります。あ、実はすでにハゲてますけどね(笑)
哲学初心者の方にお勧めなのは、『自省録』(じせいろく)ですね。ローマ帝国、五賢帝の一人、マルクス=アウレリウス=アントニウスによる日記的な本があります。僕は大学時代、コレを読んだことが、今の自分の基礎になっています。そのうち、『自省録』についての記事も書いてみようと思っていますので、気を長くしてお待ちください。
人は生きているだけで、毎日様々な人と出会い、考え、行動し、喜怒哀楽を表現し、一歩ずつ死に向かっています。人生そのものが哲学であると言えます。何も、難しい哲学書を読みこなすことが哲学ではありませんね。
ただ、哲学を知ること、何か1冊でも哲学についての本を読むことで、考え方の幅は確実に広がります。結果として自分のメンタルも強くなります。他者の言動にも過敏に反応しなくもなります。
今回は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。