
職場の上司との人間関係に悩んでいます。ささいなことでも注意され、よく叱られます。どうしたら、うまく人間関係が作れるのか教えてほしいです。
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そんなお悩みを、メンタル猫と一緒に解決しましょう!
上司も人の子。まずは笑顔で接してみる


「目は口ほどにものをいう」 昔からあることわざです。人の表情、特に目は、相手に対する自分の思いを言葉よりも、よく表すものですね。
上司との人間関係にお悩みの方は日本中に、ごまんといらっしゃることでしょう。自分だけが嫌われている。何だか避けられている。ちょっとしたことでも怒られる。でも、その確たる理由はわからない・・・
そんなときは、勇気をふり絞って、上司に笑顔で接してみましょう。もちろん満面の笑みで。目だけが笑っていないのは、いけませんね。本心からの笑顔が必要です。
笑顔で接せられた上司は驚くことでしょう。「どうしたんだ?コイツは??」、「何かたくらんでるのか???」
そんなふうに思われても気にしてはいけません。毎日、これでもかと、笑顔で接します。たとえ、怒られようが。
僕が若かりし頃、苦手であった上司に笑顔で接し続けた結果、言い争いにはなりましたが、最終的には一番の理解者になってくれました。ケンカするほど仲が良いとはこのことだと思いましたね(笑)
人は無意識のうちに、苦手な人には笑顔で接するのを抑えようとする感情が優先し、ほんとうの笑顔が作れなくなります。
1週間、2週間、1か月。笑顔で接し続けるのは、自分の本意ではない!!と、思われるかもしれません。どうして自分が下手に出なければならないのか?悪いのは明らかに上司だ!!!
こんなふうに思っていませんか?
ココがポイント
他人を変えたいと思ったら、まずは自分が変わりましょう。自分から行動することで、相手の行動に変化をもたらすことができます。
上司の話を聞く。自分を磨く


苦手な上司、自分のことを理解してくれない上司に笑顔で接し続けると同時に、上司の言葉を細部に至るまで、聞き漏らさないようにしましょう。
そして、タイミングを見て、上司と直接話をする機会を作ります。差しで話をする機会をです。
その場では、自分の思いをありのままに、余すところなく、隠すことなく、話しましょう。上司に対して言えなかったこと、心の奥底にしまい込んでしまった本音もです。
その際に一つ。気を付けてほしいことがあります。
ココに注意
上司に対して腹が立っても、決して声を荒げることなく、たんたんと、自分の思いをストレートにぶつけること。感情的にならず、相手を一人の人間として敬う心を忘れずに話すこと。
この姿勢を失うことなく、話すことができれば、上司の態度も変わる可能性が高いでしょう。難しいのは、自分の感情を抑えることです。
自分の感情をコントロールする術を身につけることができれば、人生をより良いものにすることができます。
これは、すぐには身につかないかもしれません。ある程度の時間が必要になるかもしれません。しかしながら、いったん身につけば、確実に人生をより良い方向に導いてくれます。
ココがポイント
自分の能力を信じて、感情をコントロールする術を磨きましょう。
自分の感情をコントロールするには、このように考えるとよいでしょう。
君は多くの無用な悩みの種をきりすてることができる。なぜならばこれはまったく君の主観にのみ存在するからである。
出典:マルクス・アウレーリウス 神谷美恵子訳(1956).自省録 岩波文庫
『自省録』からの引用です。僕の最も好きな本のひとつです。
悩みを作り出しているのはすべて、自分の主観によるものであり、自分の気持ち次第で、悩みをなくすことができる。
僕は学生時代、この言葉に出会い、今の自分が形作られたと思っています。
今日から、いまこの瞬間から。自分から変わるよう、行動するよう、最初の一歩を踏み出してみませんか?
今回は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。